ボウリングのボールの重さは、約5～7kg。
この重いボールを抱えて何ゲームも投げ続けると肩や腰には大きな負担がかかります。
その負担を軽減するためにも、腰の体幹部分や足のステップを意識しながら投球することが理想的です。
その為、全身を十分にケアしてコンディションを整えることが重要です。
繰り返し重いボールを投げる為、手首に負担がかかりやすい。
手首周りのサイズに合わせてチタンテープをカットする
手首を一周覆うように貼る
完成
力強くボールを投げる為に、上腕の筋肉（上腕二頭筋、上腕三頭筋）のケアは重要。
力こぶを挟み込むように、内側と外側にパワーテープを貼る
肘から指4本分上にパワーテープを1枚貼る
①で貼った位置から肩の方向へ、拳1個分あけて上に1枚パワーテープを貼る
腕をイメージ通り動かす為に、肩周辺のケアは重要。
三角筋の真ん中にパワーテープを3点横並びに貼る
腕の付け根（脇の後ろ側）上下にパワーテープを貼る
鎖骨のすぐ上にそってパワーテープを貼る
ボールを投げる際に肘の屈伸を繰り返す為、負担がかかりやすい。
チタンテープを3マス、2枚用意する
軽く肘を屈曲させ、肘の内側の出っ張り部分（A）を中心に前腕、上腕にかかるように貼る
軽く肘を屈曲させ、肘の外側の出っ張り部分（B）を中心に前腕、上腕にかかるように貼る
完成
膝へ負担をかけないために、太ももの筋肉（大腿四頭筋）の柔軟性を保つことが重要。
膝のお皿外側の少し上にパワーテープを貼る
踏み込みの着地の際、左右のブレを軽減することが重要。
チタンテープを4マス用意する
テープを半分に折り、かかとの中心に合わせ貼る
くるぶしの下を通るように、足首の前側（足の付け根の中央、窪んでいる所）に向かって貼る
力強くボールを投げる為に、上腕の筋肉（上腕二頭筋、上腕三頭筋）のケアは重要。
前腕にメタックスローションを塗る
手のひらを上にした状態で、反対側の手で握り、手首を体の内側に回す（10～20回繰り返す）
上腕にメタックスローションを塗る
力こぶを軽く握り、ひじを中心に内回しに回転させる
上腕にメタックスローションを塗る
ひじを曲げた状態で反対側の手の上にのせる
内側に捻りながら、ひじを伸ばす
腕をイメージ通り動かす為に、肩周辺のケアは重要。
肩全体にメタックスローションを塗る
反対側の手で肩の上を押さえ、肩を外側から内側に回す（指先は動かさないようにする）
安定したフォームを維持するため、腰のケアは重要。
メタックスローションを腰からお腹に塗る
へその高さでお腹を左右から圧迫して、身体を前後、左右に倒す
フラフープを回すように回旋する
股関節から膝にかけてメタックスローションを広範囲に塗る
直角に座った状態で膝を真っ直ぐに伸ばし、太もも膝の上部分を掴む
掴みながら、緊張をほぐすように、軽くゆする
股関節から膝にかけてメタックスローションを広範囲に塗る
膝を真っ直ぐに伸ばし、膝のお皿を両手で掴むようにして、上下左右に動かす
踏み出す足の安定をサポートする為にケアは重要。
膝下から足先までメタックスローションを塗る
ふくらはぎを握りながら、足首の曲げ伸ばしを繰り返す
助走や踏み込みの着地などで疲労がたまりやすい。
足全体にメタックスローションを塗る
足の指の間に手の指を入れて、曲げ伸ばしを行う
足全体にメタックスローションを塗る
足の親指と小指を手の人差し指で絡めるようにして持ち、上下に動かす
ボウリング愛好家としても知られる、ミュージシャンの桑田佳祐さんが、旗振り役となった「KUWATA CUP 2019 みんなのボウリング大会」。決勝戦が、2月10日、東京・渋谷ヒカリエ ヒカリエホール・ホールA特設レーンで開催された。そして多くのアスリートをボディケアで支えるファイテンは、会場で施術を行うことで大会をバックアップ。決勝戦に挑む選手たちをケアする現場にお邪魔し、当社のトレーナー知野亨がボウラーへのボディケアについて、解説した。
