夢に向かって挑戦する人

夢を叶える為に私が選んだ道

1980年、京都府京都市在住。車いす陸上のスピード感に魅せられ競技をはじめる。家族の後押しと、チームに所属した心境に「やれる所までやってみたい」というチャレンジに火がつく。個人選手として、駅伝メンバーとしてレベルアップを目指す。

馬場 和也さんのストーリーインタビュー

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まだここで終わりたくない。家族のサポートと共に走り続ける。

車いす駅伝との出会い、競技への取り組み

やれるところまでやってみたい

以前、バスケットボールチームに参加したことがあったんですが、2カ月程度しか続かなかったんです。それから運動と言える運動をしていなくて、体重が増えてしまったんですよね。それで妻に「何かスポーツをしたら?」と言われたんです。そのときに地元に車いすの陸上競技で代表になっている選手がいるって聞いて、寒川さんのことを教えてもらいました。そしてレース用の車いすを初めて見たときに、すごくかっこいいと思ったんです。バスケやテニス用の車いすも、それぞれ個性のある型をしていると思うんですけど、僕にはレース用の車いすが一番かっこよく感じました。そして何よりも大きな魅力がスピード感。自転車レースと一緒で、そこに惹かれましたね。写真:京都ステイヤーズ
競技を始めてすぐの頃はカラダにも負担が大きかったが、妻の後押しもあり、チャレンジを続けることができた

チームに入って競技をはじめてすぐの頃は、カラダもつらかったですね。腰や背中、腕に負担が大きくてきつかったです。でもここでしんどいからといってやめてしまうのは、自分としても嫌でした。「やるならやり続けないと!」という妻の後押しも大きかったですね。それにせっかく速い選手がいるチームに所属できたんだから、どこまでいけるかわからないけれどやれるところまでやってみたいなっていう、自分の中でのチャレンジのような気持ちも大きかったです。車いすの生活になってからは葛藤もあって、車いすから遠ざかれるようなことをやろうとしていたところがありました。でも車いすっていうのが僕の生活の基本なので、車いすでありながらスポーツができて、なおかつ自分にとって魅力的に感じたこの競技を、やれるとこまでやっていきたいなと思ったんです。

競技への取り組み、ボディケアについて

自分なりに工夫しながら、トレーニングを行っています。

僕は公務員として働いていて、平日は帰り道にある体育館で練習やトレーニングをしています。1週間のうち3〜4日ぐらい練習するのが理想ですね。チームの他のメンバーは土日に河川敷で走ったりしているのですが、僕は子供が小さいのもあって、写真:京都ステイヤーズ
メインの練習は平日の仕事後。筋トレやフォームの改善に取り組んでいる
平日に集中して練習をして土日は家族と過ごさせてもらっています。自分のライフスタイルにあわせてもらっている分、普段の練習を意味のあるものにしたいなと思いますね。なので、筋トレと基本的なフォームの徹底という部分は継続して行っています。大きな器具を使ってのトレーニングはもちろんですが、ゴムを使って細かい部位までしっかりストレッチしたり、鉄アレイなどウエイトを用いてのトレーニングなど、自分なりにいろいろと工夫しながら行っています。今はフォームを変えているところです。前と違うのは手首ですね。最後のひとひねりのときに手首に負担がかかりやすいので、いつもケアをしながら練習しています。安定する感じがありますね。

今後の目標

家族の支えがあってこそ続けられる。

全国に速い選手がたくさんいますが、その選手たちの中でも、ハーフで上から10番目に入れるぐらいのところに自分が入りたいなというのが今の目標です。そのためにはまず、京都で上を目指したいですよね。僕はチームに速い選手がいるから、恵まれているなと思います。やっぱり一緒に練習させてもらうことで、刺激を受けさせてもらっているんですよ。マラソンは個人競技ですし、こうしたら速くなる、こうしたらもっと良くなる、こういうところが足りない、なんていうことは普通教えてもらえないと思うんです。でもチームではそれを言ってもらえて、1人1人が伸びて、その結果としてチームとして伸びる。今のチームの中でどんどん伸びれば、それが全体のレベルアップにつながる。みんなそれぞれが速くなるために頑張っているし、僕もまだここで終わりたくないですよね。写真:京都ステイヤーズ
走ることが楽しいのはもちろん、家族の支えがあるからこそ続けられていると語る

2019年からは天皇盃が下賜される名誉な大会にもなりますし、地元・京都発となる全国車いす駅伝は大切な大会です。自分のまだ足りない部分が分かっているので、どこまでいけるかわからないけど、やっていなかったことをしっかり今やっていきたいです。僕には家族のサポートもありますしね。普通なら子供もいるし毎日早く帰ってこいって言われると思うのですが、うちの妻は嫌な顔ひとつせず「いいよ」と言ってくれるんです。そうやって家族に支えられていますから、あとは自分がやるかやらないかなんですよね。正直なところ焦っている部分もありますが、中途半端で辞めたくない。それにもちろん走ることは楽しいから、これからも続けていきたいですね。


京都ステイヤーズが使用するボディケアグッズ

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