夢に向かって挑戦する人

夢を叶える為に私が選んだ道

1974年、京都府綾部市在住。小学生の頃からの車いす生活を経験にレース出場へ夢がふくらむ。練習を重ね、出場した国際大会のハーフマラソンで日本人トップに。車いすでの新たな可能性をプラスにこれからも伝えていきたい。

中田 達也さんのストーリーインタビュー

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可能性を広げながら、“競技を続けること”が自分自身のアイデンティティ

車いす駅伝との出会い、競技への取り組み

スピード感に魅力、どんどんレースにのめりこんだ。

僕は生まれつきの障がいもあって、10歳くらいからずっと車いすの生活です。そのころから車いすのスピードには自信があって、「レースに出てみたい」と思ったのが、競技をはじめたきっかけでした。ですが、普通の車いすで走るのとレース用の車いすで走るのとでは、姿勢やフォームがまったく違うんですよね。だからチームに入ったときには周りについて行けなくて、すごくショックを受けた記憶があります。競技をはじめた後は、16歳で車いす駅伝に初出場、17歳の時には大分県で行われた大分国際車いすマラソン大会のハーフの部で日本人トップになりました。そのころは学校から帰ってくると、毎日10キロほど家の前の道を走って練習していました。練習をやればやるほどどんどん速くなっていって、自分でもやりがいがあって、どんどんのめりこんでいきましたね。写真:京都ステイヤーズ 中田 達也さん
仕事や家庭と両立。限られた時間でもカラダを整え、チームの練習に参加することに重きを置いている

毎日、学生の登下校コースで練習をしていたので、近隣の中学生たちの自転車と張り合ったりしながら練習していました。自分のチカラでスピードを体感できる機会がすごく貴重で、楽しかったことを覚えています。それにレース用の車いすは姿勢が低くなるので、路面が流れていくのを目の前で見ることになるんです。すごくスピード感があって、それが魅力でもありましたね。今は家での練習には、トレーニング用のルームランナーを使っています。その他にも筋トレをやったり、外で走ったりもしていますが、社会人になった今は仕事との両立が難しいなと感じますね。平日は仕事から帰ってきたらすでに夜の11時半というようなこともありますし、土日は家の用事もあります。でもその中でカラダを整えながら、チームでの練習にもしっかり参加することに重点を置いています。

ボディケアについて

ボディケアをしっかりと行っていると、不思議といつもより軽い感覚がある。

レース用の車いすは全身を倒して写真:メタックスローションしっかりボディケアを行っていると、走っている時にも不思議と軽い感覚がある顔だけ起こすという態勢なので、カラダ全体はもちろん、首に負担がかかりやすいんです。なのでボディケアには気を遣っていますね。「メタックスローション」で首元をケアしたり、普段から「RAKUWAネック」を着けています。あと僕は左のひじに違和感が出やすいので、「ファイテンサポーター」も愛用しています。しっかりボディケアを行っていると、走っているときも不思議といつもより軽い感覚があるんですよね。

今後の目標

車いすでのレースを主軸に、これからも新たなチャレンジで可能性を広げたい。

1つのことにのめり込むのも大事だと思うんですが、僕はどちらかというと「どんなことができるだろう」といろいろとチャレンジしていきたい方です。例えば、ヨットセーリングを体験させてもらったり、カヌーやスカイダイビングもやりました。日本で初めて車いすでのマリンジェットの免許も取得していて、いろいろ挑戦する中で「こんなことも頑張ればできるんだな」というのを広げていくことに楽しみを感じているんです。今の仕事では講演を行うこともあるのですが、車いすだから「こんなことが困る」というマイナス面を話すんじゃなくて、意外といろんな可能性があるということを中心にお話しするようにしています。一見、できないことが多いように思われがちですが、チャレンジしてみたら実現できたこともたくさんあったんです。写真:京都ステイヤーズ 中田 達也さん
いろんな可能性や工夫の仕方がある
ことを伝えていきたい
なのでそれを伝えて、いろんな可能性があることやいろんな工夫の仕方があるっていうことを伝えられたらと思っています。

今、僕が車いす駅伝を続けている理由は、競技自体のおもしろさもありますし、チームの仲間を大事にしていきたいというのも大きな理由の1つです。あと、「中田と言えば駅伝の選手」とか「スポーツマン」という風によく周りから言ってもらっているんです。競技は僕のアイデンティティのようなものなので、それを続けていかなければという気持ちにもなりますね。なので今後もいろんなことに挑戦していきたい一方で、自分の主軸になる車いすの駅伝・レースはしっかりと続けていけたらと思っています。仕事との両立など難しい面もありますが、まず普段の生活の部分からカラダのケアをしっかりしながら、選考会の記録上位で選ばれるAチームへの復活や大会での優勝を目指していきたいです。


京都ステイヤーズが使用するボディケアグッズ

パワーテープ X30
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