1959年、東京都生まれ。日本体育大学在学中、ウインドサーフィン世界大会に日本代表として出場。出産後にトレーナーとして活動を始め、2007年にモナリザ・エクササイズを考案。現在は、エクササイズDVD「TRF イージー・ドゥ・ダンササイズ」の監修等に携わる。
佐藤 一美さんのストーリーインタビュー
これまでボクササイズ、エアロビクス、ヨガ、ピラティスと、時代の流行に応じて様々なクラスのレッスンを担当してきました。その中でもピラティスは、姿勢改善やカラダの内側から筋肉を鍛えていくプログラムです。このレッスンを行うようになってからは、カラダの歪みや正しい姿勢のこと、どんな筋肉にアプローチすることがカラダにとって必要なのかといったボディケアのことに目を向けるようになりましたね。
フィットネスの世界で働くためには、健康なカラダが必要不可欠であることを実感
フィットネスの世界でお仕事をさせていただくには、やっぱり健康でいなければいけないし、仕事をこなすという面でも体力が必要です。レッスンの時、体調が悪そうなまま皆さんの前に立つわけにはいきませんからね。疲れた時には、しっかりとカラダを本来の状態に戻すケアが必要不可欠だなと感じるようになりました。自分自身歳もとっていきますので、どういうカラダのケアをすることがいつまでも健康を保つために必要なのかを考えたり、そのために勉強し続けることの大切さを感じています。
数年前、クリニックやエステ、整体等と併設したスタジオでピラティスのレッスンをしていました。それがきっかけで、アンチエイジングのドクターといろいろと健康についてお話をさせていただくようになったんです。ドクターによると、クリニックに来る人の多くの方が、精神的に疲れていたり、ちょっとしたボディケアが足りないことが原因で、カラダのだるさやむくみ等の症状に悩んでいるとのことです。このようなつらい症状は「モナリザ症候群(Most obesity known are low in sympathetic activity)<肥満者の大多数は交感神経の動きが低下している>」
ドクターとコラボして無理せず簡単にできる「モナリザエクササイズ」を考案したとも呼ばれていることを知りました。
様々な話を伺っているうちに、せっかくクリニックとフィットネスのスタジオが併設されている総合サロンなので、ドクターとコラボしようということになったんです。ドクターから心身の改善に必要な知識を教えて頂き、それを元に、エクササイズや、リンパマッサージなどを実際にお客さまにやっていただいたりしながら、2年ほどかかって「モナリザエクササイズ」が出来上がりました。これは1回でもカラダの変化を感じてもらえるエクササイズで、続けることで、むくみや、冷えなどの体質改善にも効果的なんです。とても簡単なストレッチなんですよ。激しい動きがないから、どなたにでも取り組んでいただけます。