「すべては健康を支えるために」をスローガンとするボディケアカンパニー、ファイテン株式会社。その技術は極限まで身体能力を高めるために日々、厳しいトレーニングに励むトップアスリートからも高い評価を受けています。中でも陸上長距離は愛用者が多く、大学駅伝やマラソンで「ファイテン パワーテープ」を貼って走るランナーの姿はもうおなじみです。この競技は身体能力がタイムや順位にストレートに反映されやすいだけにトレーニングだけでなくリカバリーも重要な要素。そのリカバリーを重視するプロランナー吉田響選手(サンベルクス)はファイテンと7月1日にサポート契約を締結しました。その影にはファイテンがアスリートをサポートするボディケアマイスターと吉田選手の継続的な歩みがありました。
リカバリーとは望むパフォーマンスを発揮できる状態にすること
「ファイテン商品は貼った瞬間、使った瞬間から変化を感じられるのが大きな特徴で、プロランナーとしてさらに高いレベルを目指すために必要と考え、今回の契約に至りました。自分の限界を超えたパフォーマンスが実現できるはずと今はとてもワクワクしています」
今回の契約の理由を吉田選手はこう語ります。
吉田選手が所属していた創価大学をファイテンがサポートしていたこともあり、その関係は学生時代までさかのぼります。ファイテンの主力商品である「ファイテン パワーテープ」や「ファイテン メタックスローション」でのボディケアに加え、創価大学の寮の全部屋に「ナノメタックスコーティング」を施工していました。これはファイテンの最高峰技術である「ナノメタックス」に光テクノロジー「健光浴®」を照射させて、霧状に噴霧コーティングし、カラダのリラックスとリカバリーをサポートするもので、当時から吉田選手もリカバリーがしやすくなることを実感していたといいます。
「自分にとってリカバリーの定義は"望むパフォーマンスを発揮できる状態にすること"。レース前はもちろん、日々の練習でも疲労が溜まると、次の練習にも影響が出たり、故障を引き起こしたりして、トレーニングの継続ができなくなり、計画的な強化は進みません。以前から陸上を担当するファイテンのボディケアマイスターのサポートを受けていましたが、正式に契約を結ぶことで、これまで以上に身近な存在になりました」
最近ではファイテンの光技術、「健光浴シャワー」も練習前のウォーミングアップの一環として使用するようになり、足底部に当てることで、「接地の感覚が変わりました。母指球を使って地面からの反発を得られ、また足さばきもスムーズになり、ピッチも速く動かせます」と好感触を得ています。
学生時代から正月に行われる学生駅伝のエース区間で日本人歴代最高記録を出すなど、その強さは広く世に知られていた吉田選手。卒業後、プロランナーとして挑んだ1月の全日本実業団駅伝(通称、ニューイヤー駅伝)でもエース区間で区間新記録樹立と破竹の勢いを見せます。しかしその反動からか、マラソン初挑戦となった2026年2月の大阪マラソンは直前までコンディション調整に苦労しました。
「それもあって顔や首、全身にパワーテープを貼って出場したんです。顔に貼ることで上から筋肉がほぐれる感覚があり、肩甲骨周りの動きや腕振りの感覚がすごく良くなってリラックスして走れました」
35km付近まで日本記録樹立まで狙えるペースで独走。しかし前半に給水を摂ることに失敗した影響もあり、後半に脱水症状、低血糖症のアクシデントに見舞われてしまいます。それでも2時間9分35秒にまとめ、「次への手応えと課題の両方を得られました」と前向きに受け止めています。
高速化が進む中で増すリカバリーの重要性
吉田選手をサポートするファイテンのボディケアマイスターは、普段から多くのアスリートをケアする中、学生時代から吉田選手の潜在能力に注目し、「ファイテンとタッグを組めば、必ず日本記録まで行けるはず」と契約に至りました。今はレース前だけでなく、日常的に練習に足を運び、コンディショニングを行っています。「リカバリーとは特別なものではなく、日常的に行うべきというのがファイテンの基本的な考え方です」と、担当者は話します。
「"リカバリー"と"故障の治療"をイコールと考える方もいるかもしれませんが、日常的に筋肉の状態をあるべき姿に戻すことのすべてをリカバリーと私たちは考えています。力を発揮できる状態を維持することが質の高いトレーニングを継続することになり、レースでのパフォーマンスの発揮につながるのです」
近年の陸上長距離界は厚底シューズに代表されるようなハイテクシューズの登場に加え、トレーニングメニューも日々、進化しており、世界レベルでも日本国内でも飛躍的に記録が向上しています。しかしそれと同時に体への負担も大きくなっており、リカバリーの重要性は増す一方です。どんなに能力が高い選手でも故障が続くと、現役生活の継続がままならなくなります。事実、有力選手が大学卒業後、早くに引退を余儀なくされるケースも少なくありません。
「そうした事態にならないようにリカバリーを徹底し、トップアスリートの持つ力を最大限、引き出し、パフォーマンスにつなげること」
それが自分たちの役目だとファイテンのボディケアマイスターは話します。
国際競技会でもファイテン商品を使うために
しかしボディケアマイスターにも越えなければならない問題がありました。
日常的にファイテン商品でボディケアやコンディショニングを行っている選手がいざ、トップレベルの大会に出場するとなると、その競技規定から試合中はファイテンのロゴの入ったアイテムが使えなくなるという現実がありました。特にパワーテープは試合でのパフォーマンス向上をサポートする重要なアイテムで、それが使えないとなると、アスリートにとって心理的にも大きなマイナスになります。
そんな中、「試合でもファイテンのアイテムを使いたい」というトップアスリートの声から生まれたのが、無地のパワーテープで、市販品に印字されている「P」のファイテンロゴを外したものの提供を開始しました。これによりメジャーな国際大会でも使用が可能となり、柔道家の角田夏実氏はこめかみにパワーテープを貼ることで、世界の頂点をつかみました。「#こめかみファイテン」という言葉が大きな話題になりましたので、耳にした方も多いのではないでしょうか。
「ファイテンのパワーテープが最初に発売されたのが1995年。今に至るまでの長い時間の中で信頼を勝ち得ているため、今、アスリートが体に貼っている丸いテープはロゴがなくても、ファイテンのものという認知はしていただいていますが、やはりその名を広く知らしめる機会を失っていることは事実です。しかしそれ以上にパワーテープを使いたいという声に応えることが、ボディケアカンパニーとしてのファイテンの使命だと考え、まずはアスリートに提供するためのものを作り、その後、商品化しました」(ファイテン ボディケアマイスター)
吉田選手が大阪マラソンで使用したのもこの無地のパワーテープ。顔から首、そして全身を覆い尽くすように貼ったその姿はSNS上で大きな話題となりました。今では市販もされており、こうした使い方は今後、他の選手でも見られそうです。
近年はシニアのトップ選手だけでなく、高校生やジュニア世代でも競技規定のある大会で使用する選手が増えています。その背景には、陸上競技を担当するファイテンのボディケアマイスターの奮闘があったのです。
リカバリーが変わればパフォーマンスが変わる
吉田選手は8月30日に行われる北海道マラソンに出場予定です。そこで日本人3位以内かつ2時間12分00秒以内でフィニッシュすることで得られる、2027年に行われるマラソングランドチャンピオンシップの出場権を狙います。ここではナノメタックスコーティングを施したシューズで出場する予定で、「驚くほどシューズが軽く感じますし、地面をしっかり捉えて走れるので、今から楽しみです」と期待を口にします。そしてその先には大きな目標も描いています。
「北海道マラソンが終わった後は、所属するチームのために駅伝で昨年以上の結果を残します。そして冬にはもう一度、マラソンを走り、そこで2時間3分台の日本記録を狙います。世界との差が開いてしまっている今、それを自分が少しでも縮めていきたいです。そして世界大会でのメダルを取ることが最終的な目標です」
そしてそれはサポートするボディケアマイスターにとっても大きなチャレンジです。
「リカバリーが変われば、パフォーマンスも大きく変わります。ボディケアカンパニーの一員として、それを結果で示したいと考えています。マラソンという大きな舞台で吉田選手が花開くように、できる限りのことをするつもりです」
ファイテンではトップ選手だけでなく、高校生やジュニア世代にもリカバリーの重要性を伝えています。しかしトップ選手と同じようなサポートをするケースは稀で、多くはファイテンショップに足を運んでもらってそこで直接、自分の悩みを相談し、セルフケアを学ぶように誘導しています。そこにはファイテンの体への意識の啓発を進めたいという思いがあります。
「ファイテンショップは私たちの最前線であり、ボディケアへの知識を持つスタッフとサービスが用意されています。そこで自分の体の悩みに応じた適切なケアを知ることができます。吉田選手が使っているアイテムなども試すことができますので、トップアスリートがどんなアイテムを使っているかを知れば、意識も高まることでしょう。そうしたことの積み重ねが、体が持つ本来の力を引き出し、パフォーマンス向上につながると考えています」
それは極限まで身体能力向上を目指すアスリートだけではなく、日常生活を送る誰しもに当てはまることです。日頃の体の不調や悩みなどを相談いただければ、さまざまなご提案が可能です。トップアスリートが認めた最高レベルのボディケアをぜひファイテンショップでご体感ください。
プロランナー 吉田 響
2002年8月20日静岡県御殿場市出身。中学から陸上競技を始め、東海大学付属静岡翔洋高校で長距離選手として頭角を現す。東海大学進学後、箱根駅伝では1年時に5区で快走し注目を集めた。のちに創価大学へ転籍し、駅伝を軸に競技力を磨く。第101回箱根駅伝(2025年)では「花の2区」で13人抜きを演じ、日本人歴代最高記録となる1時間5分43秒を樹立。大学卒業後はサンベルクス所属のプロランナーとして、マラソン/トレイルを含む幅広い舞台で世界を見据えて挑戦を続けている。