2023年4月に1回目、そして翌2024年3月に2回目と、山口選手は同じ左膝の前十字靱帯を痛めるという厳しい現実に直面。当時は「体操が怖い」という思いが真っ先に頭をよぎったそうです。
「最初はやっぱり、『また痛めてしまった。怖いし、もうやりたくないな』という気持ちのほうが強かったんです。自分の中で『もう一回体操をやるんだったら、絶対結果を残さなきゃいけない』という完璧主義みたいなところも出てしまっていたので......。やるからにはちゃんとやらないとダメだと思い詰めていましたし、本当にまたできるのかなって不安な気持ちでいっぱいでした」
そんな彼女の心を解きほぐしたのは、指導を受ける米田功氏(米田功体操クラブ・監督)からの思いがけない言葉でした。
「先生が『復帰に向けて頑張っている姿勢や過程を、応援してくれる人や周りの人にしっかり見せられたら、それだけで十分じゃない?』と言ってくださったんです。その言葉を聞いた時に、自分の中の肩の荷がすっと下りて、心がすごく楽になりました。自分のためにも、そして支えてくれる周りの人のためにも、もう一度だけやってみようと思えた大きなきっかけでした」
自分を縛り付けていたハードルが下がったことで、彼女は前を向くことができたそうです。周囲の温かいサポートを受け止めながらリハビリに励み、自身の弱点とも向き合いながら一歩ずつ復帰への道のりを歩んだ山口選手。2025年の夏にはインターハイで団体準優勝&個人総合優勝、全日本ジュニア選手権大会で団体2位・個人総合5位・段違い平行棒優勝、11月の全日本種目別選手権の女子ゆかでは2位という見事な成績を収め、再び競技の舞台で輝きを解き放ちました。
Phiten NEWS新着情報
最新のファイテン情報を随時お届け
2度の試練を乗り越え、更なる高みへ ―体操・山口幸空が語る「健光浴®」と「ナノメタックスコーティング」日々のリカバリー革命、そしてロス五輪への誓い―

中学生で挑んだ全日本種目別選手権のゆかと平均台で優勝を果たし、体操界の将来を嘱望される存在となった山口幸空(やまぐち さら)選手。しかし、そんな彼女を2023年4月と2024年3月、2度にわたって左膝の前十字靱帯損傷という大怪我が襲います。「体操が怖い」――大きな恐怖を抱えながらもその試練を乗り越えた彼女は、2025年夏のインターハイで団体準優勝&個人総合優勝、そして2025年11月の全日本種目別選手権の女子ゆかでは2位という成績を残し、見事に復活します。彼女がいかに絶望の淵から立ち上がったのか。その日常を支えるファイテンの「健光浴®」シリーズによるリカバリー習慣や、2028年ロサンゼルス五輪へ向ける熱い情熱に迫りました。

2度の大怪我を越えて――完璧主義を手放し、踏み出した再起への一歩
「1人じゃ辿り着けない」 ――プライドを捨てて知った、周りを頼る強さ
かつての山口選手は、「自分でしっかり考えて、主体的に取り組むことこそが大事だ」という強いこだわりを持っていました。しかし、大怪我からの復帰プロセスの中で、再び米田氏から投げかけられた一言が彼女の意識を大きく変えることになります。
「オリンピックでメダルを取りたいと米田先生へ伝えた時に、『オリンピックに行ったこともない人が、どうやって自分一人だけの考えでオリンピックに行くの?』と言われたんです。それを聞いた時に『あ、本当にその通りだな』とハッとさせられました」
それ以来、山口選手は余計なプライドを捨て、周囲の人々に自分から積極的にアドバイスを求めるようになったそうです。
「それからは変な意地を張るのをやめて、自分からどんどん先生や周りの人、他の選手へ聞きに行くようになりました。周りの方に協力してもらえるような姿勢を自分から作っていくことが、すごく大切なんだなと学びました」
さらに読書などを通じて様々な知識や考え方をインプットし、自分の競技生活に還元するルーティンも身につけます。一人で抱え込むのをやめ、人の意見を素直に吸収する柔軟性を手に入れたことこそが、彼女が2度にわたる左膝の前十字靱帯損傷という試練を乗り越えて得た最大の強みでした。
身近にあったファイテン――「不調の対処」から「日々の土台作り」へ
体操選手としてのコンディショニングを支えるファイテンとの出会いは、彼女がまだ幼い頃に遡ります。
「最初は両親がファイテンのネックレスやテープを使っていたことがきっかけです。以前住んでいた家の近くにファイテンの店舗があって、私も小学生の低学年の頃には連れていってもらってました。体操を始めたのは5歳の時で、本格的に競技に臨んだのは小学生からですけど、私自身もその頃からずっとファイテンの商品のお世話になっています」
当時の彼女にとって、ファイテンのケア商品は「痛くなった時に使うもの」だったそうです。
「小学生の時は疲労を感じることがほとんどなかったので、練習で筋肉痛になったらメタックスローションを塗るようにしていました。頭が痛いなと思う時、母に相談したら『ファイテンのテープを貼っておけば?』と言われるくらい身近な存在としてファイテンの商品があったんですよね」
しかし、トップアスリートとして世界の頂点を目指す現在、その使い方は「事後の対処」から「日々のパフォーマンスを一定に保つための土台作り」へと大きく変化しています。
「2度の怪我を経験して、"調子がいい時はたくさん練習して、悪い時は抑える"という感じで波があるのは良くないなと気づいたんです。決めた練習メニューを毎日しっかり継続することが自分の一番の課題でした。岡慎之助選手、杉野正尭選手をはじめ、私が目指している選手やオリンピックで活躍しているトップ選手たちはみんな、それができているんですよね。毎日安定して質の高い練習を積み重ねるために、家でのリカバリーが何より大切だってことに気づいたんです」
光を浴びてととのえる――「健光浴®」シリーズがもたらす日常のリカバリー習慣
毎日ハードな練習をこなす山口選手の日々に欠かせないのが、光テクノロジーを駆使したファイテンの「健光浴®」シリーズで、その中でも日常的なケアに使用しているのが「健光浴マルチシート」(以下、マルチシート)です。
「家のリビングのソファの横にはいつもマルチシートが置いてあります。練習から帰ってきたら、まずその上に座ってご飯を食べて、TVを見てゆっくりくつろいでいる時もマルチシートに座りながらケアをして、時にはそのまま眠ってしまう時もあります(笑)。練習はもちろん、車での長距離移動でも使えてすごく助かっています」
移動中の車内にはナノメタックスコーティングが施されており、マルチシートとの相乗効果を肌で感じているのは前回の取材の時と同様のようです。
前回の取材記事
https://www.phiten.com/news/info/sara-yamaguchi20250625/
「ナノメタックスコーティングをしていない時は、車の中で寝て起きたら体がバキバキに硬くなってしまうことがよくあったんです。でも今はそれが全くなくて。長距離の移動後でもカラダがすごくラクに感じます」
一方、寝室でじっくりカラダを休める際に活躍するのは「健光浴シャワー」のようです。
「健光浴シャワーは自宅のベッドで使っています。頭に当てて寝ている選手が多いという話を聞いたことから、私も枕元に置いて、頭側に光を当てながら寝ています。すごく疲れている日でも健光浴シャワーを浴びて眠ると、翌朝にはスッと起きられて、スッキリした気持ちで練習に向かえる感じがします。眠る前にメタックスローションを塗って光を浴びながら眠るケアはお気に入りです。」
さらに、局所的な痛みやむくみに対するケアにも余念がありません。
「打撲とかちょっとした痛みがある時は、そこに光を当てながらゆっくりケアをするようにしています。以前なら『放っておけば自然に治るかな』と放置していた小さな痛みも、最近はすぐにケアするよう心がけていて、健光浴シャワーでのケア時間を大切にしています。移動が多くて足がむくんだ時は、足首・足裏に当てるようにしていて......足の裏に光を当てるだけで、ふくらはぎや膝が楽になるというか、ほぐれて足指の動きまで軽くなる感覚があるんですよ。この感覚を他の人とも共有したく、他の選手や帯同スタッフにも貸し出して、健光浴シャワーの良さをオススメしています。」
「当たり前のレベルを上げる」――時間を創出し、安心感を与えるパートナー
厳しい練習と向き合う山口選手にとって、ファイテンはどのような存在なのでしょうか。その問いに対し、彼女は実直な言葉で答えてくれました。
「私にとってファイテンは、日々の『当たり前』のレベルを上げてくれる存在です。アスリートにとって練習を継続することは何より大切ですが、自分で無理に長時間のマッサージをしたり、遠くの整体に通ったりするのはすごく手間がかかります。ファイテンを日々のケアに取り入れることでその手間を減らすことができて、その分をダイレクトに休養やリカバリーの時間に充てられるのが本当にありがたいです」
それは単なる身体的なケアにとどまらず、精神的な支えにもなっているそうです。
「調子が良い時も悪い時も、ファイテンのケアをやることで『自分ができる準備はすべてやった』という強い安心感が得られます。試合や練習に臨むうえでの信頼できるパートナーのような存在ですね」
ファイテンのボディケア技術はカラダ本来のニュートラルな状態を取り戻すためだけではなく、メンタルを保つ上でも大きく役立っているようです。
ゴールドの輝きを胸に――ロサンゼルス五輪、メダルへの誓い
取材の締めくくり。写真撮影用に用意された様々なネックレスの中から、山口選手が迷わず手にしたのは「RAKUWAネックレス Pロゴトップ」のゴールド/ブラックでした。その理由を尋ねると、「金メダリストを目指して、追いつき追い越したいと思っている選手がいるので、その思いも込めた色選びです。RAKUシャツと合わせて一番目立っていました!」と屈託のない笑顔を見せてくれます。
幾多の苦難を乗り越えてきた競技中の真剣な眼差しとは違う、18歳らしい笑顔。しかし、その真っ直ぐな瞳の奥には、2028年に見据える大きな夢がしっかりと宿っていました。
「選手として目標にしているのは、同じ体操界で活躍されている岡慎之助選手です。圧倒的な実績を持つ素晴らしい先輩ですし、直接試合で争うことはないですが、追いついて、いつか追い越せるような選手になりたいと思っています。そして今一番の目標は、2028年ロサンゼルスオリンピックでの団体、種目別平均台での金メダル、個人総合でのメダル獲得です。その目標に向かうことのできる素晴らしい環境と、私を支えて下さっている多くの方たちへの感謝を胸に、ファイテンと一緒に日々の『当たり前』のレベルを高めながら、夢に向かって突き進んでいきたいです」
2度の大怪我という試練を乗り越えた彼女。恐怖心を振り払い、周りを頼る強さを手に入れた18歳は今、ゴールドの光のような眩しい輝きを放っています。大きな夢を掴むべく、山口幸空選手の本当の挑戦が始まっていきます。ファイテンではその夢と挑戦をファイテンのリカバリーで応援し続けます。
山口 幸空(やまぐち さら)プロフィール
所属:ハヤブサS.C./米田功体操クラブ
5歳で体操を始め、小学生から本格的に競技の道へ進む。中学時代に全日本体操種目別選手権のゆかと平均台で優勝を果たし、頭角を現す。2023年4月と2024年3月に左膝の前十字靱帯を損傷する2度の大怪我に見舞われるが、25年に見事復活。現在は日々の練習を安定して継続するため、ファイテンの「健光浴®」シリーズを用いたリカバリーを習慣化しており、2028年ロサンゼルスオリンピックでの日本代表、個人総合でのメダル獲得と平均台金メダル獲得を目指し挑戦を続けている。
直近の大会・実績
- 2025年 全国高等学校総合体育大会(インターハイ) 個人総合優勝
- 2025年 全日本体操種目別選手権 ゆか 2位
- 2026年 NHK杯 個人総合5位(エクセレント賞受賞)
- 2026年 日本代表関連:アジア大会補欠、世界選手権帯同補欠