COLLABORATIONコラボレーション

Collaboration Storyコラボレーションストーリー

サウナのイメージを変えたい。健康・スポーツ目的での利用価値を。担当者インタビュー 株式会社メトス 取締役 吉永昌一郎/新規事業部 担当部長 平瀬雅洋

コラボ
ストーリー

第8弾

温浴施設などでサウナを取り扱う株式会社メトスと商品開発。「ファイテンサウナ」が誕生するまでのコラボストーリーを紹介します。

ファイテンとコラボするきっかけを教えてください。

メトスはサウナの展開を50年以上おこなっているのですが、健康面という分野でクローズアップしたかったんです。サウナへの若者の認識は不衛生とか熱いとか負のイメージが大きいようです。サウナ嫌いが多いのではないか?と感じています。高齢者は利用頻度こそ多いが、単純に二日酔い、痩せるなど漠然とした目的だけだと思います。

サウナって本来、目的別に使い勝手があるはずですが、その部分が薄れてしまい利用価値が減ってしまっている。我々としてはサウナを健康的に使える事はないか?と考えた時に健康、スポーツ、リラクゼーションを展開しているファイテンに出会ったんです。
ファイテンは「お風呂元気プロジェクト」として温浴施設などにも進出されていらっしゃいましたので。

早速、東京にあるIPサロンに案内頂き見学する事ができまして、「アクアチタン」というリラクゼーション素材に出会い、我々で実感する事が出来たことで、この技術をサウナに取り入れる事ができないか?と思いコラボレーションに至りました。そしてファイテンの京都本社にご提案へ伺いました。

健康面としてのサウナはもちろんのこと、今後東京オリンピックもありますし、スポーツアスリートに向けたサウナというものを特化していきたいとお話したところ、平田社長から「実はトップアスリートはトレーナーがいてサポート出来ているが、一般の人はトレーナーにケアしてもらう事が出来ないから筋肉疲労などで故障をしてしまうんだ。故障を改善する方法のひとつとして重要なのがカラダを温める事なんだ」というお話を頂きました。

では、カラダを温める行為としてサウナは活用できますか?とお聞きしたところ、トレーナーの代わりとしての役割が担えるんじゃないかということで、ファイテンのリラクゼーション技術とカラダを温める効果のあるサウナがマッチングするのではないかと思い至ったわけです。

健康目的にサウナを利用して欲しいという思いから、ファイテンと関わりを持つことができました。サウナでどうやって健康になるのか。このファイテンサウナで追求していきたいと思います。結果も少しずつ出てきています。

コラボレーションし誕生した商品のご紹介。こだわった点は?

特長としては設定温度を60℃に設定しており、家庭用として使用頂けるよう機能はそのままで超コンパクト設計になっています。高温サウナで大量の汗を掻くというよりは運動前のボディケアの一環として使用して欲しいと思っています。健康面に考慮しており、男女問わず、子供から高齢者の方まで不快なく使ってもらえるようになりましたね。カラダに優しい仕様になっています。服を着たまま、水を飲みながら入るコンセプトも初めての取り組みでした。この点もサウナを身近に感じてもらえたポイントだと思います。

  • ファイテンサウナ
  • ファイテンサウナ

もうひとつ、暑さをジッと我慢するという事で高温サウナではあまり動く事はありませんでしたがファイテンサウナは我慢する事なくカラダを温めて準備運動をする事も出来ますので、ストレッチ効果も十分あるのではないかと思います。カラダを温めてからだとストレッチに入りやすいということですかね。

ファイテン技術の採用としてはアクアチタン含浸木材をサウナ内部前面に、そしてファイテンセラミック石を搭載しております。導入させてもらったファイテン関内店でもIPコーナーでアクアチタン浴カプセルに入る前にサウナに入りカラダを温め、深部体温を上げることによりカプセルでの体感が良くなるという相乗効果が上がっているそうです。我々としてはとても嬉しい結果となっています。

  • ファイテンセラミック石
  • アクアチタン浴カプセル

今後の展開、目標などあれば教えてください。

サウナの悪いイメージを改善していきたいと思っています。みんなが気軽に健康面で活用できるようまた、アスリートがウォーミングアップなどで活用してもらうように普及活動をしていきたいです。ボディケアにサウナが取り込まれていけば嬉しいですね。
冬場はなかなか汗を掻かないですよね。代謝が悪い方も非常に多いのではないかと。
お水を飲みながら、低温サウナでカラダをじんわり温めて代謝を高めてもらえれば良いのではないかと思います。サウナを毎日習慣として活用してもらえばと思います。

今後の目標は第1ステップとして2人用のphiten2と3~4人用のphiten4を足掛かりとして普及していきたいと考えています。そこから第2ステップとして、温浴施設やスポーツクラブにも多人数用サウナを展開し、ファイテンの力とサウナ効果の相乗効果を高めてきたいと考えています。

phiten2・phiten4

"メトスの「人」の「心」と「体」をあたためる"というコンセプトをファイテンサウナを通じて広めていければ良いですね。

株式会社メトス