自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリセンター」を展開する株式会社ワイズの研究提携第四弾として、実施していた「健光浴®による日中仮眠の質に及ぼす影響に関する検証実験」Phase4を終了しました。10名の被検者の仮眠時に、健光浴ドームとファイテン技術を施していない同型のプラセボドームを用いて腰背部に照射し、脳波計とホルター心電図のデータを比較して、休息の質について検証をおこないました。
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「健光浴®」で睡眠の質が変わる!脳梗塞リハビリセンターとの共同検証で健光浴®が日中仮眠時の休息の質を高めると確認されました
【検証】
脳梗塞リハビリセンターとの共同検証で健光浴®が日中仮眠時の休息の質を高めると確認されました。
脳梗塞リハビリセンター理学療法士・東京有明医療大学非常勤講師
鶴埜 益巳先生 コメント
日中の集中力を維持するための方法としてNASAで仮眠(Nap)の研究が行われ、その内容は1995年に公表1)されました。その後、Power Napという言葉で米国の大企業を中心に導入が進み、日本でも近年取り入れる企業が増えています。その後も研究は進み、昼の時間帯に30分未満の実施でパフォーマンスが向上する2)ともいわれています。今回の検証はその質を高めることを主眼とし、これまでの検証から確認されてきたPhiten社の技術が筋肉を緩めるとの内容を応用するカタチで実施しました。アウトカムには脳波のα・β・θ波成分とホルター心電図で自律神経系の指標であるLF/HFを用い、リラックスした状態では脳波のα・θ波成分が高まり、β波成分が抑えられ、LF/HFは低下することになります。健光浴®とPhiten技術を用いないプラセボを仮眠中に利用して比較し、健光浴®で良好な結果が得られたため、Phiten技術が休息の質を明らかに高めると確認されました。Power Napでの利用にとどまらず、夜間の睡眠や休息をとりたい様々な場面で、健光浴®は広く、また簡便に活用できると考えられるため、おすすめします。
1) Rosekind MR et al. Alertness management: strategic naps in operational settings. J Sleep Res. 1995; 4: 62-66.2) Nicholas JN et al. NAPS Fusion: A framework to overcome experimental data limitations to predict human performance and cognitive task outcomes. Inf Fusion. 2023; 91: 15-30.